ここんとこの陸上自衛隊
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20040825k0000m030140000c.html より。
幹部によると、オランダ軍宿営地砲撃事件に絡み逮捕された4人は、ビデオで砲撃の模様を撮影していたほか、自衛隊とオランダ軍の宿営地の地図を所有していた。背後にマフディ軍の組織的な関与があったかどうかは未解明だという。
とりあえず、昨日は平穏だったようですが、イラクはサマワの自衛隊駐屯地に連日迫撃砲やロケット弾が撃ち込まれています。
どうみても、これは誰がやってるのか自衛隊はわかってると思うし、ゲリラの側にとっては自衛隊に交戦規則(交戦法規)をクリアさせて「米国の友軍である日本軍へ」おおっぴらに戦闘を仕掛けるための挑発だと思うし、ここで自衛隊側が警告射撃を行えば、「日本軍が先に射撃した」事になってレジスタンス側が公然攻撃に出るでしょう。*1
謂わば、現在サマワではレジスタンスと自衛隊の間でどっちが先に直接攻撃するかと言う究極のチキンレースが始まっており、海外での地元ゲリラとの終わりなき交戦と言う泥沼に嵌まらない為には交戦規則がクリアされる前に自衛隊が何らかの方法で撤収を図るべきではないかと思います。
外国から、日本国内から「陸上自衛隊はチキン野郎だ、臆病者だ」と詰られようと、自衛隊が12年戦争*2の愚挙を繰り返さない為にはそれしかないと思う。