塩爺の時事放談
又時事放談を見てしまったのですが、塩川元財務相が「三位一体の改革はかならずやらねばならない」などととしきりに小泉の腰巾着振りを発揮していて失笑しました。*1
三位一体改革については、推進側の解説がここにあります*2が、三位一体改革は福祉や教育などと言う重要な基盤を潰すばかりか、衰退しつつある地方文化に最後の鉄槌を下し兼ねないと言う意味で危険な改革だと思います。*3
そもそも、中央が地方をコントロールしている真の道具は地方交付税ではなく公共事業です。
高速道路や新幹線、各々の造成など中央主導の公共事業が乱造されていますが、これは地方は、公共事業がないと生活できないようなシステムが出来上がっており、地方(選挙を含めた)の政治・経済のシステムは公共事業を貰う為に特化されているからに他なりません。
この状況を崩さない限り、地方が自活することは出来ません。
三位一体改革とは、東京の様なエリート都市を栄えさせて地方のような一般を破滅させる、まさに小泉一派の得意とするエリート偏重主義の一つに他なりません。
断固阻止すべし。