ハンナン疑獄
先週のハンナン疑獄を扱ったコーナーで田原総一朗氏と高野孟氏がハンナン疑獄と被差別部落利権との結び付きを明確に示唆する発言をした時に「こりゃ、解同が黙っていないな(;´Д`)」と思ったら、
やはり*1強い抗議があったようで、今週最初の数分間を使って謝罪するという異例の状況になりました。
(これは冷徹に書くことであるので誤解をしないように注意していただきたいのですが)江戸時代、否、それ以前からの階級制度として被差別階級が存在し、彼らに汚い仕事や屠殺のような辛い仕事を押しつけ・現在もそれが続いているという現実がこの国には存在します。
そういう中で、誤った方向=「寝た子を起こすな」と言う意味での「差別解消運動」が発生し、それを利用した一部の被差別部落の人間が利権構造を作ってしまったと言う中で、ハンナン疑獄のような事件が発覚したと言うのが現実です。
未だ、多数の被差別部落の人たちは*2差別され、それ故の行政からのバックアップをやっかまれると言う二重の差別に苦しんでいます。
そして、マスメディアではそういう事は過去の誤った糾弾が復活することを恐れてそういう事だけでなく被差別部落の現状すらはなかなか取り上げられず、ネットなどでの一部勢力は被差別部落だけではなく在日・滞日「外国人」*3のの人権や尊厳を損なうことを煽っている。
今糾すべきはそういう差別の「意識」とストレスからそれにのっかってしまう人々の雰囲気であって、言葉や状況説明ではないと思います。*4