性教育を潰そうとする純潔教育主義者
とうとう、国会の本会議で性教育への規制問題が取り上げられました。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050304it11.htm
図解はひどいと首相…低学年向け性教育、参院委で批判4日の参院予算委員会で、低学年の小学生に対する性教育について批判が相次いだ。
小泉首相は、男女の性行為を図解入りで説明している図書が、一部の小学校で教材として使用されていたことなどについて、「初めて拝見したが、ひどい。教育の在り方はもっと考えて欲しい」*1と批判した。
中山文科相も「子供たちの発達段階に応じて教えるべき。行き過ぎた性教育は子供のためにも社会のためにもならない」と応じ、文科省として全国的な実態調査を検討する考えを明らかにした。
どうすれば子供ができるか、「親」になることの大事さと厳しさなどを教える事から無闇な性行動を抑制し、自律的にさせようというプログラムの一貫として最近、実験を経て性教育が改善されてきたのですが、それが気にくわない(主に原理系や極右の)政治勢力が「過激な性教育」と針小棒大に攻撃を続けてきました。
そして、それは親や祖父母の世代の「性をあけっぴろげにしたくない」と言うはじらいを利用して浸透しつつある。
でも、性=「生きること」の重要な事なんだから、ストレートに教育していいと思うし、それは物事の分別を学び始める頃…小学生低学年…あたりからのほうがすんなりいくとも思う。
彼ら原理系・極右議員の頭の中には戦中の「うめよふやせよ」しかないのでしょうか?