月よお前が悪いから…のアーカイブ

http://d.hatena.ne.jp/artane/ がサーバの関係で消えるようなので、アーカイブします。基本更新しません。

おまけ

http://www.asyura2.com/0505/war72/msg/1012.html
2ちゃんスレと関連サイトのはりつけだけど、長文なので一部だけ引用

デモ行進の法令上の手続きの取り方
http://hp1.cyberstation.ne.jp/negi/DEMO/knowhow/kh01.htm

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運動ノウハウあれこれ
デモ行進の法令上の手続きの取り方


 デモを起こす事について、少しだけノウハウが出来ました。
 さすがに私はもういいや、という気分なのですが、このノウハウを葬り去ってしまうのも惜しいです。
 そこで、公安条例にのっとたデモの起こし方を、東京都を例に、法令手続きの面を中心にレクチャーします。
 (「警察に世話になるデモなんか、デモでは無い」という人は勝手にして下さい)

まずは警視庁に電話を!


 初めての人が最も不安に思うのは、やっぱり手続き面でしょうね。
 そこで、公安条例を読んでみる訳ですが、さっぱり分からない。
 初心者は、何はともあれ警察に電話しましょう。(大変に勇気の要る事ですが!)
 警察署はデモの申請をするだけの場所なので、やはり、警視庁か各都道府県の警察本部に相談するのが良いです。
  警視庁の番号⇒03-3581-4321 「デモ行進の相談をしたいので、警備一課を御願いします」
  各県警の番号⇒ここで探して 「デモ行進の相談をしたいので、担当の部署を御願いします」
  
 担当者が出たら、初心者である旨、必ず伝えましょう。

 又、予め次の事柄を決めておくと、話がスムーズにいきます。 
 
デモ主催の組織名(適当で良い。「内政干渉に抗議するデモ実行委員会」も私が適当に決めた。) 
デモの名称(これも適当で良い) 
デモの目的(「韓国の内政干渉に抗議する為」とか) 
日時 
代表者(都民である事が条件だが、23区内である必要は無し。成年に達しているのが望ましい) 
現場責任者(8/5デモの場合は私が兼ねた) 
大体のコース(詳細に決めてもどうせ直される。しかしポイントとなる場所は押さえておく) 
デモの大まかな人数(差し当たりは「数10人、多くとも100人」という様な大雑把なもので良い。
正式申請は直前で良いので、参加募集をしていくうちに、人数を確定させていく。 
デモ参加者の世代(コースの長さに関係してくる。お年寄りの多いデモだと、長いコースは無理) 
抗議対象を粘着的に責めるデモなのか、民衆にアピールする為のデモなのか。
 ⇒両方を同時に満たす事は難しいので、どこかで妥協が必要になる。 
車を使用するか(車がデモに終始張り付く場合は、事前に申請が必要)。 
集会を行うか(別項参照) 
 


警視庁と打合せ

警視庁に電話すると、「打合せを持ちましょう」という話になります。
警部補・巡査部長クラスの人が対応してくれます。
デモの担当者は、朝8〜9時出勤、夕方5〜6時退勤、土日祝日は休みなので、
仕事のある人は、休みをとらなくてはなりません。


担当者の物腰は丁寧ではありますが、警察は警察。
特に警部補クラスと話すのは相当に緊張しますし、厳しい事も言われます。
その為、他社との打合せに慣れている社会人が行くのがベスト。
学生さんの場合は、それなりに心臓の強い人が行った方が良いでしょう。


打合せは、終始、向こうがリードして進めてくれるので、
こちらとしては、何を言われても動ぜず、平然と受け答えをするのが大事です。
曖昧な受け答えはNG。決まっていない事は「持ち帰り、決定します」とでも言いましょう。


打合せの冒頭で、名刺交換があるので、こちらも名刺は持っていきましょう(勤務先の名刺でOK)。
特に問題となるのはコースなので、地図を忘れない様に。
その他、警察提出用に、何か資料を持っていくと良いでしょう(HPを印刷したのでも可)。

(警視庁の担当者は、覚えている筈です)。


民衆にアピールするデモの場合は、警察が実績のあるコースを(集合場所も含めて)提案してくれます。
(但し、このコースは、初め考えていたコースからは、捻じ曲げられているでしょう。)
コースの決定には、その日の交通状況、他にデモが入っていないか(反対派のデモと重なったらヤバイ)、
当日公園が何かに使われていないか、等を調査し、クリアしなくてはいけませんが、
これらは、警視庁が各警察署に問い合わせてくれるので、心配御無用。

又、抗議対象に粘着するタイプのデモの場合も、無理の無い範囲で相談に応じてくれる筈です。
(建物の周りを人間の鎖で囲むデモも、警察が対応していると聞きました)。
ただ、目新し過ぎる企画は、打合せ回数が増えたり、止めてくれと言われるかも知れません。


デモ担当者は「法的拘束力は無いが、警察としてはやって欲しく無い事」を言ってきます。
(例えば、「側面幕は止めて欲しい」等)
こういう場合は、それがどんな事でも、「分かりました」とその場では言っておきましょう。
その忠告を受け入れるか否かは、主催者の考え一つです。
(警部補クラスの担当者は当日は現れません。巡査部長クラスの人は様子見に来るかも)


この打合せを終えると、デモの実現に向け大きく前進します。
単にコースが決定するというだけでなく、一般の人からの声援が違ってくるからです。


集合場所の確保


集合場所に公園を使う場合でも、地権者(区や市)の諒解を得る必要があります。


一方、デモの解散地として公園を使う場合は、解散後も集会を行う場合を除き、許可は不要です。


警察は、使用可能な集合場所を教えてはくれても、
地権者との対応はやってくれないので、申請者が調整する事になります。
公園の使用については、区や市によって考えが違っているので、必ず問い合わせましょう。
又、問い合わせたら、役所側の担当者の名前を控えておきましょう(後で警察から聞かれます)。


因みに、常盤橋公園(千代田区)の場合は、以下の考えでした。
 「公園はみんなのもの」という建前から、デモ隊の占有を認める許可証は出せない。
 しかし、「デモの出発までみんなで休んでいるんだ」という名目なら、使用しても構わない。
 許可証が無い以上、公園の使用に対し、費用は発生しない。
 集会は望ましく無い。
 日比谷公園の様な大きな公園については、以上とは扱いが別になる。


他の区の場合は、許可証を出したり、費用が発生したり、色々ある様です。


集会


 集会を開く場合は、集会の許可もとらなくてはなりません。
 とは言っても、デモ申請と集会申請は、同じ用紙なので、手続き上は難しい事はありません。

 集会を開く事の問題は、「集会OK」という場所を借りなくてはいけないので、
 デモコースの選択肢が減り、費用が発生したりする事です。

 「デモの事前ミーティング」なら「集会」にはならないので、私達は「事前ミーティング」を行いました。
 (これに関しては、当日来ていた警察からは何も言われませんでした。)
 ただ、「事前ミーティング」をあまり凝ったものにすると、「集会」と見なされる可能性があります。
 私としては、「デモの事前ミーティング」にとどめ、コースの選択肢を広げる事を薦めます。


申請書類の作成


デモ決行日の数日前(遅くとも72時間前までに)、もう一度警視庁に出向き、書類作成を行います。
そうそう、印鑑を絶対に忘れないでね(三文判でOK。印鑑証明不要)。


この段階では、警察内での調整はほとんど済んでいて、その結果を書き込むだけです。
この時までには、人数を申告出来るようにしておいてね。
(因みに内政干渉デモでは、40人でも100人でも言い訳が出来る様、70人と申告しました)。


申請書類は、「申請書」「コース地図」を一組として、三組作ります(カーボン紙を使用)。
申請書の書き方は簡単では無いので、申請者は警察の説明を聞きながら、文字を書いていきます。
コース地図は、警視庁で作成してくれます。


書類が出来たら、「集合場所を管轄している警察署」に、申請者が自ら持っていきます。
(コースが複数の署に跨る場合でも、一つの署に持っていけばOK。どこの署かは警視庁が教えてくれます)
警察署では、書類にミスが無いかをチェックしたら、とっとと帰されます。

許可が下りる


その後、デモ決行一日前までに、警察署から電話がかかってきて、書類を取りに来るように言われます。
この時も印鑑は忘れないでね。


再び警察署に行くと、作成した三部のうち、一部が手渡されます。
これは、デモ当日、警察官から要求があったら、いつでも提示しなくてはいけません。


デモ許可に付隨して、「デモ許可の条件」という紙切れが渡されます。
ここに書いてある内容で大事なのは、「隊列を何列にするか」という事だけ。
他は、ジグザグ行進をするなとか、牛歩歩みはやめろとか、そんな事ばかりです。


その後


これでもう手続きは終わりです。
当日、警察がやってきて、またまた名刺交換をする事になるので、名刺を忘れない様に。
デモが無事終了したら、御礼の葉書を出しましょう。

  

(唖然)・・・・・・・・・馬鹿は休み休み来てほしい。