ヴァーチャル空間をリアルに繋げるために(9/22)

我々はどう向かえばいいのか。
どうすればいいのか。
社会運動をしているが、ネットに馴染の薄い知人から私のBlog自体について批判を受けて、改めて考える。
そして、「言いたいことを言うだけで終わっている」自己満足が日本の左翼の最大の癌だ。と吐き捨てるように言った知人に、私は返す言葉を見出せなかった事を恥じたいと思う。

さて、我々は今、デマゴーグと金銭ファシズムが支配する世の中で暮らし、実生活では孤立しつつもネットで主張したり議論し合う事で精神的な同志との絆を結ぶことで必死になっている。

しかし、そこで終わっていないだろうか？

我々の中にはid:kitanoさんのように役所と打々発止やってる人やid:kamayanさんのよに政治活動をやってる人も多くはいる、しかし、それにプラスして実生活でどう我々が多くの人と一つであっても感覚を共有する作業が必要なのではないだろうか？

「プロ市民」と言う揶揄や侮蔑が多くの人から支持されている事は、運動に必死になるが故に日常感覚が大衆から遊離してしまった事への違和感の現れではないかとも考える。

我々は、日常感覚を持ち、しかし視野や視点が違い、隷属が当り前だと思い込んでそこにしがみついている人達と同じ場で、同じ日々を暮らしている。
彼らの疑問や怒りやルサンチマンがデマゴーグに絡め取られている現状に対して、楔を打ち込むにはどうしたらいいのだろうか？

ネットからリアルへ、一人でも多くの共感する人をリアル空間で獲得する。
知恵を持ちよってどうにかしなきゃいけない時期が来てるのではないかと、思いました。