これも一つの、「性の商品化」だろうか?
アキバblogで、メイドカフェのフィギュアコレクションなんて狙いすぎな物が出ると紹介されていたので、読んでみる。*1
http://www.akibablog.net/archives/2006/04/post_476.html
2006年04月25日 アキバフィギュア
メイドカフェコレクション東西編 「スカートの中」も確認できた
メイドカフェコレクション東西編電撃ホビーマガジンの6月号で、メイドカフェコレクション東西編のスクープが掲載されたので、先日行われたショップ向け展示会での見本をお伝えできる。メイドカフェコレクション東西編【AA】は、秋葉原・日本橋・神戸の5店のメイド喫茶のメイドさんのトレーディングフィギュア。展示会では、裏設定順に並んでいたメイドさんの、『スカートの中』も確認できた。
(中略)
電撃ホビーマガジンのメイドカフェコレクション東西編の記事によると、メイドカフェコレクション東西編はカラーバリエーションを含み7種類と、シークレット1種類の計8種になる様子。今年(2006年)1月に発売になった秋葉原編ではシークレットがCos-Chaのスク水で、なかなか出なかったみたいだけど、東西編では出やすくなるのかもしれない。
また、メイドカフェコレクション東西編フィギュアは、JCBのキャンペーンでも景品に使われ、ミアカフェの白タイツバージョンとカフェドールの赤いメイド服バージョンと、抽選で10名にプレゼントされるミアカフェ(ボーダーソックス)があり、ITmediaでは、JCBまで“萌えフィギュア”オタクの財布に期待と伝えている。
なんつーか、しっかりと性は商品化されているじゃないかと言うか…日本でこれだけフェチズムが商業的な市民権を得たのは、実は性的な表現がどんどんと水面下に押しやられていることと密接に関係があるのではないかと思うのです
…例の宮崎勤事件で一般に認知された「ロリコン」と言うのも、80年代前半に
元々はエロ本で性器に纏わっている「毛」が表現できないのでぼかさなきゃいけない→毛が生えていない幼い女性のヌードなら堂々とボカシ無しで出せると言う逆転の発想*2からエロ本編集者が試してみたら、爆発的にウケて、他の会社も追っかけて、それが少女への性的指向と言うフェティシュの爆発的普及に継り、そして「じゃぁ、絵でも大丈夫じゃないか?」と思った人達が現れてエロアニメや当時受けつつあったアニメ調の絵を中心にしたエロ漫画雑誌の発刊ブームが起きたと言う、歴史がある訳で、
結局規制の裏を掻くことでやったことが暴走して事が起きたりして、一般民衆の不快感や不安感を煽ることを飯の種にしている人や天下り先を欲する人の利害とも一致して規制のネタが増やされると言ういたちごっこが繰り返されている訳です。
つまりは、無闇な表現の規制が性から人間性を喪失させて性の商業化を推進しているのではないかと思うのですが…