やはり、はじめに禁煙強制ありき。であった
知事のアイデアを条例案にするための検討委員会に叩き台として出た段階では、全面禁煙と言うのが要求だった模様。
しかし、それは法的にも人権的にも不可能である。と言う事で最大限「喫煙者の人権を守った」とこの玉巻教授は述べています。
その「努力」が十分であったかどうかはこの検討委員会の議事録でも入手して見ないと評価しがたいと思うのですが、ここで重要なのは松沢知事のイデオロギーはタバコという「有害な」物は公権力によって即刻全て排除せねばならない。と言うマッカーシズムにも似た非常に傲慢な物であって、
検討委員会*1から見てもそれは人権問題としても実務としても不可能だから条件を緩和して知事に納得していただきたい。と言う苦労が相当あったのが推察されるのですが。
こういう強権的な知事に無頓着な神奈川県民と言うのはどういう物なのかと思うのですが。石原を非難する前に自分たちの地元で何をやられて、地元がどれだけ食い物にされ崩壊を加速させられてるかよく直視した方がいい。
それ以上に、石原都知事を明確に応援した*2ので取り消したとはいえ前回の選挙で松沢「支持」を消極的な理由ながら決めた社民党神奈川県連は何を考えているのでしょうか？
支持母体の労働組合が殆ど連合に行ってしまっていて民主出身の松沢知事を支持してるとか、他に支持できる候補がいないとか、共産党は支持できないとか、そういう県民不在の判断を行った末の消極的な「支持」だ。と言い訳されてもどうしょうもないのですが＞神奈川県連の中の人
個人的には、次回の衆院選や県議選で社民への投票をボイコットするしかないかな…*3と。これが民主党ならば彼らはファシストを内包してるので納得出来るのですが、社民がファシストを通り越して新自由主義を信奉して、あまつさえ県の公共財産の私物化に邁進しているネオコン政治家を支援するのはまずいでしょう。と。
