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これこそが、最も怖い。
目の前にはありもしない・でも世界のどこかには確実にあるような類の縁遠い恐怖を目の前にもあると認識してそれを排除するために総当たり的に排除していく一部の人々が起こすヒステリーと人々を信頼せず・自由や人権を奪ってでも「平穏な社会」「きれいな社会」を実現せねばならないと思う強迫観念に苛まれた権力者や治安当局が結びついて恐怖政治を構築する。

そういう、上からと横からのディストピア化の圧力と言うのが、実は我々の生きる力を一番削いでいるように思えてならない。