月よお前が悪いから…のアーカイブ

http://d.hatena.ne.jp/artane/ がサーバの関係で消えるようなので、アーカイブします。基本更新しません。


5,松沢氏はこうした政治目標達成のため「神奈川から日本を動かす」という。一見勇ましく、聞こえも良い。しかし、まったく「県民不在」である。松沢氏は、「憲法改正」や「構造改革」といった自らの政治目標実現のため知事になると露骨に決意表明しているのである。「術策家」のように言われる松沢氏ではあるが正直者なのでであろう。
 氏は1999年、「横浜から日本の夜明けを」といって結成された世界平和連合(国際勝共連合が改名した組織)神奈川県連合結成大会に参加している。彼らの機関紙思想新聞によれば「いま、憲法が政治のメーンテーマになってきた。経済力に見合った国際貢献をしなければならない」と憲法改正に意欲を示しながら激励挨拶したという。こうした神奈川が持論なのであろう。
 結果として、県民による県民大多数のための県政が、国の政治を変える先頭に立つことはあるし、今それが痛切に求められているのは間違いない。
 だが、松沢氏のように「今こそ地方の決起が必要」というのは主客転倒である。国会議員10年の氏の敗北宣言なのか。しかし、県民がそれにつき合うわけにはいかない。
 県政はあくまで県民が主体である。ましてや憲法「改正」で「日本を動かす」ための県知事であってはならない。
 

6,わが党は、広範な県民の力を結集し、県民自らの県政実現のため「県民の知事」実現をめざし候補者擁立にむけて引き続き奮闘する。
                                                           以上