月よお前が悪いから…のアーカイブ

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こういう「改革」に関しては別に稿を作る必要もあるので細部は述べませんが、1980年代の中曽根内閣から今に至るまで文科省によって行われてきた「教育改革」の最先端を行くものであり、その内容は行政が無制限に教育に介入する事を許し・教育現場を際限なく民間企業の喰い物にしていくという「改正」教育基本法*1の精神に基づくものでした。

つまり、片方にこの手のトップダウンへの組み換えがあるならば、もう片方に「日の丸君が代」「作る会教科書」のような科学とはまったく無縁のイデオロギーの押し付けがある。と言うのが文科省がこの二十五年続けてきた「改革」の中身であり、その実験的な役割を藤原・南は行ってきた。
(追記:杉並・横浜ともに、教育委員会の人事に首長が積極的に介入して強引な「改革」を多数行った事…例えば「つくる会」教科書の導入などの現場の大きな反発を押し切ってまでの特定業者への利便供与を疑われる事業の強行や現場の反発を押しきってのイデオロギー教育などの強行…は特筆しておいた方がいいかと思います。)

*1:2006年改定