月よお前が悪いから…のアーカイブ

http://d.hatena.ne.jp/artane/ がサーバの関係で消えるようなので、アーカイブします。基本更新しません。

この法則、児ポ法や都条例改悪問題に当てはめてみましょう。

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1.ネームコーリング:反対派を無条件かつ無分別に「児童性愛者」「認知障害者」「キモオタ」「犯罪者予備軍」「怖い人々」などなどと言う、レッテル貼りに勤しむ*1

2.華麗な言葉による普遍化:昨年七月の国会で児ポ法を推進する葉梨議員が「ペドファイルとの戦い」と自分たちの正当性を主張した事に代表されますが、それ以外にも彼ら彼女らは「子供を守る」「女性差別と戦う」と言うことを殊更に強調している。

3.転換:国や地方自治体の権威や権威的な団体・マスコミを多用すること。審議会の人選に取り込んで自分たちにだけ都合のいい「答申」を乱発するなどしたり、国際会議での自作自演を行ったり、更には国連の会議の中身を時に歪曲してまで権威付けに利用する。ポリシーロンダリングとも関連する。

4.証言利用:日本ユニセフ協会アグネス・チャンなどとタレントをやたら多用したり、規制派の団体やマスコミが、お抱えの文化人や政治家に「児童ポルノ排除」「性道徳の乱れ」を説かせ、そして規制推進や事実歪曲の裏付けにする。

5.平凡化:多くの場合、「親の立場で」「女として」など、非常に一般的な振りをして世情の不安を煽り、自分たちの思想が如何に中立的で不偏不党であるかと強調し続ける*2

6.バンドワゴン:マスコミにメディアスクラムを組ませて表現規制の問題点を報じる余裕を与えない事で、規制に疑問を抱くこと自体が間違いではないかという不安を人々に与える。毎日新聞の磯崎由美・丹野恒や産経・読売が、飛ばし記事や公平性にかけるソースの取り上げ方を通じて多用してきた。

7.いかさま:表現規制を推進する側は、データの歪曲を恒常的に行っている。性暴力根絶を叫ぶが、ポルノ規制が性暴力を促進していると言う疑いがあるとする科学的検証に対しては無視するか情緒的な罵倒(そんな検証は非科学的だ。など)を行う。

*1:追記:規制反対派の中のある特定の傾向の人々を指して、すべての規制反対派はこうであるという典型的な詭弁。これは、藁人形叩きメソッドにつながる物ですが。

*2:これは、ネット右翼も普通に行う行為である事に注意