(3)健全育成阻害行為の制限関係に関して。
この内容だとカラオケボックスが入るし、実際審議会の議事録を読むと対象にされているようであるが、明らかに行き過ぎではないか?
既にラブホテルなどへの規制が厳しくなっている現状でラブホテル代わりに使われてるカラオケボックスを対象に入れようというのだろうが、大多数の健全に使ってる青少年を締め出す結果になりかねず、明らかに本末転倒だ。
夜間外出に関しては、現条例の親や店舗に対して連帯責任を負わせる事で外出禁止を強制するという制度設計を更に深化させるものであり、このような制度設計は個人の自由を非常に制限しかねないという意味で憲法に抵触し、無効な内容ではないか?
全体として、基本的人権を侵害する内容を多く含んでおり、問題が多すぎる。
その上で、幼稚園児と小学生と中学生と高校生を一括して規制対象にするという現行条例を年齢で段階的に規制を緩めるなどの形で子供の自己決定権を保証できるように改訂するべきだ。