サマーワの自衛隊駐屯地に被弾
http://www.asahi.com/national/update/1102/011.html
陸自宿営地着弾、地元部族の犯行の可能性指摘 大野長官
大野防衛庁長官は２日の閣議後の記者会見で、イラク南部サマワの陸上自衛隊の宿営地にロケット弾が着弾し、荷物保管用のコンテナを貫通した事件について、「一部の部族がやっているのではないかと言われている。外国から軍隊が来ているという情報はない」と述べ、他国から入ってきている武装勢力ではなく、地元部族による犯行の可能性を示した。
長官はまた、「ロケット弾や迫撃砲弾（による攻撃）が自衛隊に向いてきているのではないか」と、宿営地に向けた攻撃が精度を増していることを指摘。隊員の安全については「貫通したのは（荷物保管用の）コンテナだ。宿舎自体は上からも横からも強い。仮に直撃があったとしても、被害は少ない」と、隊員が寝泊まりしているコンテナは安全との認識を示すとともに、「再点検して安全に留意したい。土嚢（どのう）なりを補強してくれていると思う」と改めて対策を強化する考えを示した。ロケット弾の着弾を確認した１日は、宿営地内で行う給水活動も中断した、と説明した。
日本時間で１日昼過ぎに被弾を確認したのに、発表が同日午後１１時１５分からになったことについては、「『弾が出てこないと公表できない』との話もあって遅れた。１１時過ぎというのは遅すぎると反省している」と語った。
細田官房長官も２日午前の記者会見で「非常に警戒を要することは確かだ」と述べた。
(11/02 12:16)
防衛庁が被弾映像を公開しないので推測ですが*1、コンテナに着弾してくれた事によって、飛んで来たロケット弾の爆発エネルギー乃至は運動エネルギーを滅殺できた*2と言う事で、今回は「備えをしていたが故の幸運」であったと思います。
*1:追記：防衛庁の記者会見の模様(PDF) http://www.jda.go.jp/j/kisha/2004/11/02.pdf
*2: http://eiji.txt-nifty.com/diary/2004/11/post_1.html での大石英司氏の推測（というか、ひょっとして国内では公開されていない別ソースを握っている？）と見解には着目すべき点がある。政治的結論は違いますが。
Safuwanでデンマーク軍護衛の自衛隊車両襲撃される？
例によってIraq Resistance Report より。
http://www.iraq-war.ru/tiki-read_article.php?articleId=29020
Four Danes killed, one captured in Safwan.
Four Danish aggressor troops were killed and a fifth captured by the Resistance in Safwan, southern Iraq at about 8:10pm when Resistance forces attacked an aggressor column of Danish Landrovers and two Japanese tanks*1 on the road in Safwan.
Resistance forces attacked the rear of the column, splitting it in two and cutting off eight Landrovers and one Japanese armored vehicle. Tow Landrovers were destroyed, four Danes killed, tow others seriously wounded, as was one Japanese. One Dane was taken prisoner.
Eyewitnesses reported that although the Japanese armored vehicles were there to protect the Danes, they were the first to flee*2. The Resistance concentrated their fire on them but they raced away, first to the east, then to the north to catch up to the first part of the split column, which had proceeded after the attack began, leaving the rear on its own.
この事にせよ、ロケット弾着弾の件にせよ、自衛隊の交戦規則はクリアになっているにもかかわらず戦闘行為を控えていることからもわかるように、
なし崩し的に戦火に巻き込まれるのを嫌がっている陸上自衛隊の現場と自衛隊を戦争に引き摺り込みたい政治家たちとの温度差が非常にあるように思います。
政治家や一部の制服組・官僚たちは戦争を知らないが故に戦争に憧れている馬鹿ではないかと罵倒したくなります。
サマーワの自衛隊駐屯地に被弾
http://www.asahi.com/national/update/1102/011.html
陸自宿営地着弾、地元部族の犯行の可能性指摘 大野長官
大野防衛庁長官は２日の閣議後の記者会見で、イラク南部サマワの陸上自衛隊の宿営地にロケット弾が着弾し、荷物保管用のコンテナを貫通した事件について、「一部の部族がやっているのではないかと言われている。外国から軍隊が来ているという情報はない」と述べ、他国から入ってきている武装勢力ではなく、地元部族による犯行の可能性を示した。
長官はまた、「ロケット弾や迫撃砲弾（による攻撃）が自衛隊に向いてきているのではないか」と、宿営地に向けた攻撃が精度を増していることを指摘。隊員の安全については「貫通したのは（荷物保管用の）コンテナだ。宿舎自体は上からも横からも強い。仮に直撃があったとしても、被害は少ない」と、隊員が寝泊まりしているコンテナは安全との認識を示すとともに、「再点検して安全に留意したい。土嚢（どのう）なりを補強してくれていると思う」と改めて対策を強化する考えを示した。ロケット弾の着弾を確認した１日は、宿営地内で行う給水活動も中断した、と説明した。
日本時間で１日昼過ぎに被弾を確認したのに、発表が同日午後１１時１５分からになったことについては、「『弾が出てこないと公表できない』との話もあって遅れた。１１時過ぎというのは遅すぎると反省している」と語った。
細田官房長官も２日午前の記者会見で「非常に警戒を要することは確かだ」と述べた。
(11/02 12:16)
防衛庁が被弾映像を公開しないので推測ですが*1、コンテナに着弾してくれた事によって、飛んで来たロケット弾の爆発エネルギー乃至は運動エネルギーを滅殺できた*2と言う事で、今回は「備えをしていたが故の幸運」であったと思います。
*1:追記：防衛庁の記者会見の模様(PDF) http://www.jda.go.jp/j/kisha/2004/11/02.pdf
*2: http://eiji.txt-nifty.com/diary/2004/11/post_1.html での大石英司氏の推測（というか、ひょっとして国内では公開されていない別ソースを握っている？）と見解には着目すべき点がある。政治的結論は違いますが。
Safuwanでデンマーク軍護衛の自衛隊車両襲撃される？
例によってIraq Resistance Report より。
http://www.iraq-war.ru/tiki-read_article.php?articleId=29020
Four Danes killed, one captured in Safwan.
Four Danish aggressor troops were killed and a fifth captured by the Resistance in Safwan, southern Iraq at about 8:10pm when Resistance forces attacked an aggressor column of Danish Landrovers and two Japanese tanks*1 on the road in Safwan.
Resistance forces attacked the rear of the column, splitting it in two and cutting off eight Landrovers and one Japanese armored vehicle. Tow Landrovers were destroyed, four Danes killed, tow others seriously wounded, as was one Japanese. One Dane was taken prisoner.
Eyewitnesses reported that although the Japanese armored vehicles were there to protect the Danes, they were the first to flee*2. The Resistance concentrated their fire on them but they raced away, first to the east, then to the north to catch up to the first part of the split column, which had proceeded after the attack began, leaving the rear on its own.
この事にせよ、ロケット弾着弾の件にせよ、自衛隊の交戦規則はクリアになっているにもかかわらず戦闘行為を控えていることからもわかるように、
なし崩し的に戦火に巻き込まれるのを嫌がっている陸上自衛隊の現場と自衛隊を戦争に引き摺り込みたい政治家たちとの温度差が非常にあるように思います。
政治家や一部の制服組・官僚たちは戦争を知らないが故に戦争に憧れている馬鹿ではないかと罵倒したくなります。
