ディズニー、マイケルムーアの「華氏911」の米国内配給を突如拒否

id:TomoMachi氏が事の経緯を詳しく書いていますが、利益最優先の国策映画会社であるディズニーならば完成した作品を見て重役が慌てて協力引き揚げを決定したと言うのもむべなるかな…とは思いますが、対外的に「マイケルムーアの自作自演だ」などと言う陳腐な嘘を撒いて「そんなことはない」とマイケル側が反撃している構図がなんとも(;´Д`)

　で、id:amegriff氏がhttp://d.hatena.ne.jp/amegriff/20040511#1084260045 で非常に興味深い事実を発掘していまして、
　詳しくはリンク先を読んで頂きたいのですが、創設者のディズニーは労使が対立した時に「文句言わず働くのが労使問題の解決だ」などと労働者の心情など何処にもない戯言を吐いていて、そういう金欲の塊の人間がファンタジーな作品だけでなく教訓的な作品を作っていたと言うのも非常に皮肉な…非道徳の極みの人間が道徳を説くが如き…物を感じますね。

　とはいえ、彼の企業が、アメリカが共産化した（ありえないだろうけど）したらどう振る舞うのか興味がありますね。
　多分、反共企業の皮をかなぐり捨てて共産主義万歳な映画を沢山作るのでしょうね(;´Д`)