月よお前が悪いから…のアーカイブ

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ヒトラーやプーチンの手口

 のように、いいような事や格好いいことを言って選挙で有権者を騙して、権力を握ると横暴になったり他者に極端に不寛容な行動をとる議員や首長が最近日本で増殖しているようで。
 それも、東京都の石原や神奈川の松沢、横浜の中田のような首長だけでなく、地方議員でもそのような危険な「詐欺師」が増えていて、一定の取り巻きが付いていると言う危機的な状況になって来ています。

 例えば、いぬぶし秀一大田区議会議員をサンプルにしますが、表紙に掲げる公約やスローガンは非常に真っ当だし、文句の付けようがない。

 ところが、「活動日誌」なる主張や議会報告を見ていると、極右であるという以前に自分に迎合しない者は全て「嘘吐き」扱い、自分の主張と違うことは「なかったこと」、それが客観的事実として存在したと指摘すると同志の議員を集め著者や出版社に圧力をかけようとする*1

 これは、非常に公約と矛盾した行動であるばかりか、人間として・議員として最低限大事にしなければいけないような資質…自己への誠実さ…が全く無い、詐欺師的行動であると糾弾せねばなるまいと怒りを覚えました。

 このような人間的に退廃した議員の存在を問題視するのもありますが、そういう退廃的な偽善者にかなりの賛同の声が挙がっていると言うのが一番恐ろしいことではないかと思います。

*1:何を言ってるかと言えば、本宮ひろ志氏著の「国が燃える」での南京大虐殺の描写は虚偽の描写であるだけでなく残虐で子供に有害だから謝罪・表現の撤回を要求している事なのですが。