「軍事は政治の延長にある」
とどっかの政治学者が言ってた。
絶滅戦争が容易になった上に世界諸国が連動している現代に於いては軍事は最後に行使するカードであり、軍事のカードを行使させないために外交は最大限努力せねばならない*1。
どこかの外交相手を貶めたり、どこかの外交相手に偏って他の国を軽視すれば*2、それは経済や政治、軽度の紛争の形で跳ね返ってくる。
歴史では時折政治と軍事の役割が逆転し、軍事が目的になり政治がその目的を推敲する様になる。
南京・重慶から広島・長崎・沖縄に至る大東亜戦争の悲劇は、まさに政治と軍事の役割が逆転してしまった事にあるのではないでしょうか。
その事を祿に教えられていない人達が、その事を忘れさせて自己が民衆を支配できる「国家」を作りたい輩に踊らされている状況を最近の状況から見受けるのですが(;´Д`)