ウルトラマンネクサス終了
打ち切りだなんだともめた作品ですが、制作現場が最後まで意地を通して、その心意気が視聴者に伝わったのではないかと思う。
主人公の孤門が「あきらめるな」と言う言葉と共に誰かに助けられたシーンが初期に出てきて、伏線なのかどうか議論になりましたが、最後に*1ビースト*2に食べられかけた子供に「あきらめるな」と主人公が呼びかけながらその子供を助けるラストに繋げる辺りがニクイです。
ストーリー的にはヘビーな話で「子供に見せたくない」と思った親御さんもおおいようだけど、私は逆にこのくらいのトラウマなら子供の頃にレインボーマンやコンドールマンで受けたし、制作陣が語ろうとした事を考えると、少し大きくなったら逆に見せてやりたいと思っている。
まぁ、オチや大筋はスレイヤーズとかレリクスの焼き直し*3といわれればそれまでなのかもしれないけど、リアルメカアニメ的な効果やこの話を特撮でやったという意味で、非常に画期的な作品だったと思います。*4
五年後・十年後に再評価されて欲しい作品の一つです。