ウルトラマンマックス 13,14話
狙いに狙った古き良き時代の下町の情景、アメリカと日本の戦後の関係を暗示するようなゼットン星人と「ゼットンの娘」の関係設定、嫉妬、キングジョーと戦闘機の板野シーケンスでの空中戦*1、特撮セットの異常なまでの凝りよう、そして魔空間*2などなど*3…と、特撮ヲタクつか、映像ヲタクにはお腹いっぱいのサービスの二回でした。*4
「ネクサス」の視聴率不振*5で更に開きなおって「とにかく最後にウルトラマンの戦闘シーンが入ってれば何でもあり」にしてしまった感じのある「ウルトラマンマックス」ですが、最初は「子供騙しの脚本か…」と呆れていたら、現場スタッフの熱意に脚本や監督も押されたのか非常にいい方向で化けてきました(^^)
まぁ、アントラーの前までが前座でアントラーの回*6からが本番と言う事でしょうか?
まぁ、来週からどう転ぶかが面白い所ではあります。
*1:空中戦よりもウルトラマンネクサスなどでのウルトラマン同士やウルトラマンとビーストのCG戦闘が今の板野シーケンスの真骨頂ではあるのですが、今回の実写ウルトラマンとCGキングジョーの合成にはど肝を抜きました
*4:最後の黒部進扮する長官のセリフには爆笑したのは旧いウルトラシリーズのマニアだけかなぁ^^;
*5:ったって、時間帯がゴールデンから外れてしまったのを開きなおって確信犯であれだけの話をやったのだから、スポンサーも放送局もそのあたりを汲み取って宣伝戦略や販売戦略をたてなきゃだめですよぉ…ネクサスを見て一話でも良かったと思った人は、全話のDVDと前振り映画のULTRAMANのDVDを買うように!!厳命!!