本宮ひろ志「サラリーマン金太郎」YJで連載再開
偶然資料のコピー取りにコンビニに行ったらヤンジャンの表紙にデカデカと。
結局、去年右翼・それも勝共連合の傘下に堕ちた「チャンネル桜」とその取り巻き連中の恫喝に集英社が屈した形で決着が付いた「国が燃える」筆禍騒動は、なぁなぁで終わってしまったのですかね。
あの騒動自体、本宮氏が日本の近代史を再検討するという目的の作品で敢えて出した南京落城の際の民間人虐殺に関して敢えて「日本人の表現者として」出すことによってけじめを付けようとしたことに対し、
「全くなかった」*1と主張する側が猛烈な政治攻勢と宣伝戦を繰り広げて、結局は大物右翼を引っ張り出して集英社を「説得」*2、連載中断、単行本の収録も封印という最悪の結果に陥らせた日本の恥部の最たる物だったのですが、