数字の詐術でワーキングプア追い出しを図っている松沢知事
先週17日にあった松沢成文神奈川県知事の定例記者会見(神奈川県による知事発表のサマリーと会見の模様のストリーミング配信あり)*1で、松沢成文神奈川県知事は、去る2008年12月より県営いちょう上飯田団地で受け入れてきた「派遣切り」で解雇・失業した労働者を今月末で追い出すとする方針を一旦棚上げするとやっと表明しました。(プレスリリース)
しかし、質疑応答の中で松沢知事は
- 県営団地の抽選に当選した応募者が待っているから早期に退去して欲しいと考えている
- 聞き取り調査の結果、就職先を決め六月末の時点で退去可能な人が大半を占めており、(当時受け入れた約九十名強に対して)退去できない者は十名を割り込んでいる
- 労働局やハローワークと連携して就職を強く斡旋したいと考えている
- 就職がどうしてもできない人は生活保護を取って(よその民間の)住宅を確保してもらいたい
などなど答えました。
しかし、いちょう上飯田団地は一応横浜市内とはいえ、確か大和市との境界近くで交通の利便があまりよくなく新幹線なども通っている上に老朽化が進んでいる事もあって応募倍率が低い住宅の一つだったよな…と思い出して*2、
大きな地図で見る
現状の応募倍率はどうなのであろうかと思って少し調べてみました。