2010-01-08 「政治的正しさ」の定義が揺らぐ世界 さて、ここで現代史的な視点からこの「押し付け」「エスノセントリズム」の問題を見直して見ましょう。 今や、多くの人が皮膚感覚でアングロサクソン社会やそれが世界に流布してきた経済システム/文化が万能でない事を見せつけられる事態が日々刻々と起きています。 ほんの数年前までアングロサクソン諸国は我々にとっても多くの世界にとっても揺らぎがたい絶対的基準で正義であるかのように見えていましたが、今やそのシステムも手法も人々を不幸にする一方である事が露呈している。*1 *1:個人的には湾岸戦争終結直前からアメリカ・イスラエルの不正義を通じてこの事態を予想して来たので遅いくらいですが