「恋風」最終話：先週は近親相姦の描写があったお蔭で祭状態で、「評価を保留する」としていましたが、非常に切ない終わり方だな。と言うのが正直な感想。
あらゆる意味でふっ切れ、職を辞めてやり直す事を決意した兄、家へと帰る妹。と言う表層的な部分ではなく、後半のあらゆるシーンで「終わり」を暗示し、その対照として切り倒される桜の樹に相合傘を書く二人の姿は、「永遠なんて何処にもない、ましてや永遠の愛など。」と言うアニメ制作者のメッセージを込めたように思います。
まぁ、この作品は非常に野心的だし、原作が何処まで先行したアニメを暗くスポイルしてくれるか楽しみです。
