月よお前が悪いから…のアーカイブ

http://d.hatena.ne.jp/artane/ がサーバの関係で消えるようなので、アーカイブします。基本更新しません。

定職にも就けず・住居も電話も無く、その日の仕事をこなすのが精一杯の人たちとその反面沢山の金をもらっている人たち。差なんてほとんど無いのに。

さて、大企業の従業員は大抵*1はウハウハなようですが…

http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20070525k0000m020053000c.html

夏のボーナス:大手企業は過去最高水準 初の90万円超

日本経団連が24日まとめた大手企業の今年夏のボーナス妥結状況(第1回集計)によると、妥結した99社の平均は前年比2.77%増の93万8555円だった。第1回集計としては1959年の調査開始以来、初めて90万円を超え過去最高水準となった。5年連続増加しており経団連は「大企業では好業績を給与ではなくボーナスに反映させる傾向が定着した」とみている。

製造業(84社)の平均は同3.17%増の96万1300円で、これも第1回集計としては過去最高水準。非製造業(15社)は同1.59%増の88万1579円で過去2番目に高い水準だった。業種別では、自動車(7社)が116万6490円、鉄鋼(11社)が110万7424円で、いずれも過去最高を記録した。第2回集計は6月下旬にまとめる。調査対象は、東証1部に上場する従業員500人以上の大手企業269社。【内山勢】

毎日新聞 2007年5月24日 19時24分

さて、そんなに貰ってないよ、第一ボーナスって何?(´・ω・`)って感じの会社は昔から沢山あったし、
いまや、「そういう会社」ですら、中国やもっと労賃の安い国と競り合うとかいう口実で*2人件費削減の名目で派遣屋(派遣業者、もしくは派遣会社とすべきでしょうが、この用語で統一します)から人を「借りて」、都合が悪くなったらすぐに費戸部らし出来る状況が普通になり、雇われている側も派遣屋に仕事先から貰ったお金を半分以上抜かれる上に一度支払った給料から家賃だテレビ代だなんだかんだと中抜きする非常に悪質な派遣屋も普通になっている
…はっきりいえば、
山谷や釜ヶ崎などの「寄せ場」で労働争議が大きくなる前に良くあった*3、悪質な暴力団系の手配師がやっているのと同じような状況に派遣業界全体が陥っている
訳ですが、問題なのはそれに対する歯止めが出来ていないということです。
去年の夏、やっとNHKが「ワーキングプア…働いても豊かになれない…」とその続編として2月に放送された「ワーキングプア2」で一端を取り上げて放送したことで一気に世間での認知が高まった状況で、その前から対応していた全労協筋や連合左派筋の個人加盟の労働組合最低賃金問題を追求していた共産党筋の組合・青年組織*4あたりの活動がやっとこさ一定の流れとして動きつつあるのかな。と言う状況で、個別対応で出来る所はあるけれど、全体的な対処となるとまだまだ厳しい状況が続いているのも事実です。

http://ameblo.jp/yutakafumi/entry-10029614497.html


2007-04-01 23:38:46
キヤノンユニオンのブログを立ち上げました

テーマ:ブログ

キヤノン宇都宮工学機器事業所で勤務する請負労働者がキヤノンの正社員化を求めて、昨年10月12日に東京ユニオンに加入しました!*5

10月17日に栃木労働局へキヤノン偽装請負を申告。
10月18日には、キヤノン本社に団体交渉(会社と労働者の話し合いの場)を求めて要求書を提出。
その後12月9日には、キヤノンユニオン・宇都宮支部を立ち上げましたアップ(本部はそのまま東京ユニオン)
今年の2月22日には、大野支部長が衆議院予算委員会の公聴会に招かれ、公述人として意見陳述を行いました。*6
この意見陳述などもあり、予算委員会では格差や雇用のあり方などに議論が集中しました。
その後、3月25日にキヤノンが現在社内で勤務している派遣労働者3,500名を直接雇用に切り替え、その中から1,000名を正社員化していく方針を発表しました。
キヤノン派遣労働者に対して、安定的な働き方である正社員化の道を切り開いたことは、とても喜ばしい話しではあります。

しかし、この正社員化の道が開かれたのは、派遣労働者だけに踏みとどまっています。
なぜ請負労働者に正社員化の道が開かれないのか?
当然、キヤノンユニオンの組合員にも正社員化の道は与えられていません。
栃木労働局からの指導もいまだに出ていません(-_-メ)


このブログでは、その時々のキヤノンユニオンの現状をみなさんに報告したいと思います。

どうぞよろしく

彼らが組合を立ち上げた背景には、派遣屋経由の請負と言うことで有機溶剤の充満するクリーンルームで12時間立ちっぱなしでレンズの研磨を何年間もやらされ、疲れきってキャノン側と話したら偽装請負だということが発覚して立場が宙ぶらりんになってしまった人の怒りがありました。

http://mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=651&e=2#estimate *7


キヤノン偽装請負 申し入れ翌日、目の前で行なわれた証拠隠滅工作
伊勢一郎

18:40 04/26 2007
 
黒田諭さんの勤務先はキヤノンの光学機器事業所。JR宇都宮駅から車で15分の工業団地の中に大きな敷地を占める。

昨秋から注目を集めたキヤノン偽装請負。今年2月に衆議院予算委員会公聴会で、請負社員が結成した労組の支部長が実態を語り、批判を受けたキヤノンは方針転換を迫られた。『朝日新聞』は「キヤノン、非正規雇用者から千人を正社員に登用」との記事を掲載。だが偽装請負の被害者らが訴え出た直後、キヤノンは偽装の証拠を隠滅して体裁だけ整え、栃木労働局も半年経った今に至るまで指導せず、問題は解決していない。非正規社員として宇都宮光学機器事業所に 10年間勤務し、現在も請負契約で働く黒田諭さん(28歳)に実態を聞いた。

【Digest】
◇報道とかけ離れたキヤノンの回答
◇リーダーとして機械動かす
◇不条理な措置で深夜業務がなお過酷に
◇請負会社の冷たさで新たな出会い
◇申し入れ直後から証拠隠滅工作が
◇楯突く者には見せしめ

キヤノンのグループ各社の国内工場で働く派遣・請負労働者は昨年暮れ時点で2万人余。このうち、主に派遣労働者(1万3000人)から08年末までに期間工として2500人、正社員として1000人を直接雇用する」(『朝日新聞』2007年3月26日付)

◇報道とかけ離れたキヤノンの回答 

「最初にこの朝日の記事を読んだ時には、やっと会社側も考えを変えてくれた、これで正社員になれる、とほんとにみんな喜んだんです。
ところが実際には、請負社員はそこに含まれなかった。将来的には考える、ということもなかった。それはやっぱりすごいショックでした。
正社員になりたいという訴えを去年の10月から始めて、会社側がやっと前向きな見解を示してくれたと思ったのに。この内容では自分たちには直接的に喜べることではないなあと」

 黒田諭さん(28歳)さんがキヤノンに勤め始めたのは1997年4月。生まれも育ちも宇都宮で、普通科の高校を卒業し、地元にあるキヤノンの宇都宮光学機器事業所で派遣社員として働き始めた。雇用主は現在とは別の派遣会社で、そこからキヤノンに派遣されることになった。

キヤノンで働けると聞いて、面白そうだと思い登録しました。僕が卒業した10年前は就職氷河期と言われ始めた時期で、会社の求人が少なかった。当時は正社員、派遣社員という区別は全然意識していなくて、仕事として見たときに魅力的だったので。その当時にキヤノンで派遣で働いている先輩がいて、仕事の内容を聞いて、ああ面白そうだなと思った。
ものを作るのが昔から好きでした。条件としても初任給の給料が良かった。当時は高卒ですぐに手取りで18万円もらえる職場はなかなかなかったので」

◇リーダーとして機械動かす
黒田さんの仕事は、ステッパーと呼ばれる半導体露光装置に搭載されるレンズの加工と測定作業。1台数億から数十億円もするステッパーの核となる業務で、求められる精度は世界最高レベルだという。

誤差を縮めるには熟練の技術が必要であり、マニュアル化はできない。黒田さんはキヤノンの正社員とともに立ち上げからこの業務に参加した生え抜きだ。

「僕たちが作っているのはとても特殊なレンズで、その名称自体が当時から企業秘密でした。他から電話がかかってきても『その言葉を使うな』と言われていて、これが最先端の技術なんだという誇りを感じました。
一人前になったと実感したのは、リーダーとして1人で機械を動かすのを任された時ですね。入社して2年くらい経っていました。


黒田さんが請負契約している(株)アイラインの専用駐車場。請負社員はここでマイカーからマイクロバスに乗り換えキヤノン工場内へ

ちょうどその頃から交代勤務が始まりました。今は24時間連続操業で、昼の勤務は朝8時から20時半、夜の勤務は20時20分から8時10分まで、休憩は1時間半です。4組2交代制で、ABCDに分かれて3日おきのシフトです。
Aが昼勤、Bが夜勤、CDは休み。ABが3日仕事だとCDは3日休み、その順で交代していく。AB班とCD班のメンバーはほとんど顔を合わせることはありません」

◇不条理な措置で深夜業務がなお過酷に

「一番辛いのは深夜業務で、昼間寝ても夜はやっぱり眠い。夜に12時間働かなければならないのは辛いです。作業はずっと立ちっぱなしです。
最初は椅子があって、測定でも加工でも座りながら機械を操作していた。それが2004年くらいから、椅子は動作の邪魔になるので無駄ということで、職場から全部出されました。最初に立ち作業が始まって3日間くらいは、家に帰ってきてもかかとがしびれていました。*8


アイラインの制服を着る黒田さん。職場ではこの上にクリーンスーツを着て作業を行なっている。

ずっと立っているのは辛いから、みんな仕事中にしゃがんじゃうわけですよ。基本的に重いものを持つんですね。10キロ以上のレンズを持って腰を壊す人もいるし。今も、請負会社の采配で決められるんだから『椅子を置いてくれ』と頼み続けていますが、いまだに置いてくれません」 

黒田さんは、2005年3月に以前の派遣会社から(株)アイラインに移籍し、その会社がキヤノン業務請負契約を結んでいる。請負とは、キヤノンの製造工程の一部をまるごと請け負う形態で、現場での指示命令はアイラインの社員が行わねばならない。雇用形態が派遣から請負に変わっても、現場の仕事内容は同じだ。

最新の契約書では雇用期間は3月21日から6月20日まで。3カ月という短い契約を更新しながら長年働いてきたが、昨年秋に「もうだめだ、退職しよう」と考えたことが、自身の偽装請負状態を知るきっかけだったという。

◇請負会社の冷たさで新たな出会い

「20代も後半になって、今の不安定な生活をこの先も続けていけない、と感じていました。早く安定した職を見つけなきゃいけない、だけど今の仕事もやりがいがあって辞めたくない、その葛藤がずっと続いていた。

そういう思いをアイラインの管理者に伝えて、『キヤノンの正社員になれる道はないですか』と相談しました。でもその人は全然親身になってはくれず、ただ、『同じ請負社員の大野さんたちがそういうことを話していたみたいですよ』と言っていたので、じゃあ大野さんに相談してみようと考えました。
それが去年の10月で、キヤノンに正社員の申し入れをする直前でした」

大野さんは現在、労働組合キヤノンユニオン・宇都宮支部支部長であり、黒田さんは副支部長。非正規社員も加入できる労働組合である東京ユニオンに加盟している。黒田さんはCD班、大野さんはAB班だったため、当時はあまり親交がなかったという。

「大野さんはその時すでに東京ユニオンに相談していて、その話を聞く中で、自分たちの職場は偽装請負という状態なんだ、というのを初めて知りました。なぜ会社がそんな違法なことをするんだろうと疑問がわきました」

本来の請負は仕事を請け負った業者がその責任で仕上げ納品するが、実態は派遣なのに請負という形をとって働かせる脱法行為が、偽装請負だ。つまり、黒田さんの管理者は本来、アイライン社員でなければならないのに、実際にはキヤノン社員なのだった。

労働者派遣法により、派遣労働者は2007年2月末までは1年、それ以降は3年を越えて勤務した場合、派遣先企業はその派遣労働者を直接雇用する責任を負う。その責任を免れながら長期間働かせることを狙いとして、偽装請負を行なう企業が後を絶たない。*9

しかしキヤノンの元会長であり日本経団連会長の御手洗冨士夫氏は、自社の偽装請負を反省するどころか、「請負法制に無理がありすぎる」「これをぜひもう一度、見直してほしい」と開き直り、「3年超は正社員化」という本来の法の趣旨とは逆行した発言をしている。
 

東京ユニオンの人から説明を受けて、自分たちの契約書は派遣契約だと思っていたのが実は請負契約を交わされていたことを知りました。普通の人が見たのでは派遣なのか請負なのかわからない契約書の内容になっていたそうです。
僕自身の契約は、以前の派遣会社からアイラインに移籍する前から請負契約だったのか、それとも派遣契約だったのか、そのへんは今もあやふやなままですが、自分としてはずっと派遣契約だと思って働いていました。
後から知ったことですが、2005年の5月に職場全員、請負から派遣に契約を切り替えられました。そして2006年の5月に再び、派遣から請負に契約を戻されました。


その際にも正社員化の申し込みもなかったし、そういう制度があること自体も知りませんでした。

偽装請負のことを理解したときに思ったのは、一緒に仕事をしてきたキヤノン正社員の人たちも、そういうことを知りながら僕たちのことを使っていたのか、知らないで一緒に働いていたのか、ということ。
僕は今でも、回りの人たちは知らなかった、と思っていますけど。ずっと親切にしてくれたし、感謝する気持ちの方が大きい。立ち上げの時に教わった正社員の方とは今でも一緒に仕事をしています」

◇申し入れ直後から証拠隠滅工作が 

「『10月21日から再び派遣に切り替わります』と会社から通告を受けたのが2006年9月頃。東京ユニオンに相談して、偽装請負を申告するには自分たちが請負契約の状態で行ないたいと考えて、10月18日にキヤノン本社に正社員採用の申し入れをすることにしました。
その前に東京ユニオンに加盟して、宇都宮支部を結成しました。

本社に申し入れした時は不安と緊張でいっぱいでした。僕らCD班は仕事で行けなくて、AB班の大野さんたち4人が本社に向かいました。仕事中に急に職場内があわただしくなって、職場長が「今日は何班が休みだ?」と聞きに来て。

本当は、今まで親切にしてくれた職場の正社員の方たちに事前に話そうかとも考えましたが、それを聞いた正社員には会社に対しての報告義務も生まれてしまうし、逆に負担をかけることになる。騙すとかいう気持ちではなくて、その人たちの立場を気遣って、18日までは黙っていようと決めました。
次の日から僕たちがどういう扱いになるか全然わからない状況だったので不安に思っていましたが、夜勤に入る前に大野さんから連絡があり、マスコミの人たちがいっぱい来てくれて、すごい反響だったと知りました。

その前日の17日には栃木労働局に偽装請負の是正と正社員への雇用を指導するよう求めた申し入れを行ない、僕も参加しました。こちらにも新聞やテレビ局が来てくれました。その反響は予想以上で、応援をしてくれる人たちも増えてきて、自分たちでも『すごいねすごいね』と驚いていた感じでしたね」

しかし、マスコミ報道で社会問題化するや、キヤノンは職場から偽装請負の痕跡を消す動きに出た。 

「本社に申し入れをした次の日に、今まで一緒に働いていた正社員の人たちが目の前で全部机を運び出し始めました。掲示物も、キヤノンのものを全部アイラインの名前に書き換えたものに差し替えていく。
他の職場では、見られちゃいけない書類をずっとシュレッダーをかけていたとか。偽装請負なんてなかったよ、もともとからきちんとされていたんだよ、と。

僕たちとしては、目の前でそういう偽装工作をされるんだから、それはもうショックでしたね。

正社員の人たちとも話せなくなった。後でさりげなく『たいへんだった?』と聞いてみたら

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黒田さんの給与明細。もちろんボーナスはない。派遣会社からアイラインに移籍した際に賃上げがあったおかげで年収では400万を超えるが、それも平均して月 4日休日出勤を重ね、年間480時間以上の残業代を加えてのこと。同じ高卒で黒田さんより年下のキヤノン正社員には結婚してすでに自宅を建てている者もいるが、黒田さんたちに同じ生活は望めない。最近入社した請負社員はより低賃金に抑えられたままだという。


最近、やっと複数の団体が状況を調べて実態が公になりつつある「ネットカフェ難民」を始めとするプレカリアートの惨状と私たちの世代は紙一重で来ていて、実際私などは最初正社員で入った会社が出鱈目なワンマン企業で人をとことん使い捨てにする会社で、体や心の方が持たなくなって、その後、IT業界での「偽装請負」の仕事を中心とした「非正規雇用」でここ十数年の労働者としての生活の大半を過ごしてきた訳ですが…*10
かなり無理して仕事をやっていたんですが、あるときに風邪にかかっているのをおして仕事していたら気分が悪くて仕事は進まない・一ヶ月くらい粘って、結局休日に肺炎で救急車で運ばれて、その頃丁度別のトラブルなんかもあったので頼まれた仕事がギリギリで上がったけど不採用になって…それで緊張の糸が切れて、肺炎の後遺症で悩まされて休みなどが多くなってしまっている内に偽装請負で行ってる先を降ろされたけど、派遣屋の営業は責めてるだけで、自分を責めて次の仕事でもストレス過多になって降ろされたりとか悪循環の繰り返しと最初の会社でのパワハラ*11PTSDにも悩まされるわで散々だったのですが
まぁ、時代の先を行きすぎていた故か私の言う「偽装請負」の実態すらみんな知らずに一方的に、「仕事が続かないのはあんたと家庭だけが悪い」で周囲がみーんな一致してしまって、家族も理解無かったから酷く孤立して(加入している個人加盟の労組ですら理解が不十分で、私に責がすべてあるようないわれ方*12をされたことすらあった)、
絶望の内に体も心も言うこと聞かなくなって離婚した挙句に、再起を目指して正社員でやっていた仕事でもPTSDが発症…今や半ば失業状態になりながら復帰の為の「ツケの支払い」を最重点にせざるを得なくなって、技量を維持するためにあれこれ思考実験やボランティアなども組み込んでいる状況ですのでorz
*13
私からすれば、


お前ら認識が遅すぎるよ>世間

と怨み言をなんぼでも言いたくなるのですが、まだ、本格復帰できるコンディションになればつぶしが効く分、私と同世代やそれよりも若い人々よりは恵まれていると思います…小学校の頃から機械いじりとかしまくって電子工作やらプログラムに嵌まって自分の進路を自分で決めていったから出来た部分も大きいとは思いますが…。
とはいえ、私ですらブランクがあることで仕事が取れない事も十分に考えられる訳で、今正社員や派遣屋経由で仕事している人とも大して変わらないとも思う訳で。
実際、「ネットカフェ難民」「マクド難民」みたいな状況の人に至ってはせっかく技術が身についても活かせる場すら容易に奪われて次の仕事に急き立てられ続けている訳で、
はっきりいって、
団塊以降の世代はどうでもいいから、我々青年(苦笑)つか、40代よりも若い人間で、大きな波を作るしかない
と言うのが現実だと思います。

これをネットカフェとか職場で読んでいる、特に派遣・偽装請負などで長時間、安い給料で働いている人たちにいいたい、
政治思想の違いとかでの食わず嫌いがあるかもしれないけど、是非、地元の個人加盟の労組に行って、話だけでもしてきてほしい。
とにかく、一人一人が個別に動いて塊になるしか現状を変える事は出来ない状況であるということ、そして、大手の正社員になったりするのに数々の差別がある事自体が、我々を孤立させているんだ。と言うことに想いをめぐらせて行動にでてほしい

…私の、経験上の率直な考えです。

*1:トヨタみたいな組合が自分から進んで会社の貯金や下請けいじめに貢献して祿に賃上げとか貰うべきボーナスとかの要求を自粛気味な会社はともかくも…トヨタでも http://blog.goo.ne.jp/atunion のように、マトモな権利と給料と待遇を関係する労働者みんなによこせ!ヽ(`ー´)ノと動き始めている人はいますが、会社側などからかなりの弾圧にあっている状況…

*2:そういう会社がどのくらいの留保を抱えているかと考えると頭が痛い所もあります

*3:そして今も少なくなくて労働組合がもぐら叩きしている

*4:民青

*5:絵文字が使われていますが、通常の文字に変更しています

*6:衆議院アーカイブに飛びます。WMPなどの動画プレーヤが必要かも

*7:何て言うか、MyNewsJapanってトヨタ関連の記事でも思うんですけどドケチというか、記事の内容やMyNewsJapan自体の存在を知ってほしいならばもう少し文章を出してほしいです…記事が出てから数ヶ月で全文公開するとかだけでも「売り上げ」違うと思うんですよね。速報性を求める人にお金を払ってもらうモデルの方が読者増えるんじゃないかな…無料読者は会員登録制でもいいので、全文やら図版やら出す時期で「格差」付ける方がいいんじゃないかな…

*8:私の過去の経験からも、生産現場では立ち仕事が多いです。検査とかでも立ち作業することもあったし、それが残業含めると毎日13時間程度…休憩とか昼休みが設定されてはいましたけど、休みの後テンション下げられないので休みにならないので、疲れが蓄積してどうしょうも無くなりました…これが後々、別の仕事場で仕事をしているときにまで響くような不安定さの引き金にまでなってしまった訳ですが

*9:私の主な仕事場である電機業界・特にIT業界では、派遣業法ができたころから派遣が認められていた関係で、「偽装請負が当たり前」と言う業界慣習にすらなっています

*10:最初の会社はひどいパワハラの会社で、PTSDまで背負っております。まぁ、ゲーマの人でなくても知っている某ゲーム機の一部を今は作っていると考えられる…某誌でそのマシンをバラした写真から、その会社の開発した製品固有の「癖」を複数見つけたという程度の根拠なのですが…会社でしたが、暴力的で金に汚いな社長や一部管理職とそいつらの顔色を伺って動いている総務などが出してくる最初から不可能なスケジュール・社長が工程の全てを管理し、「教育」と称して連日数回の社長直々の「説教」と称した罵倒、そして開発現場に入ってからの土日の無い生活…一年半くらいで破綻しましたorz

*11: http://roudousha.net/human/Work3ijime004.html

*12:たぶん、労組の方はそういう風には思っていないでしょうけど、当時の私はそう受け取ってしまった…それまでの仕事で何かと自分の責任ばりがつつかれていたので、「いわれるのは自分が悪い」以外の考えを出来ない状況だった

*13:SMT(表面実装、普通の電子工作キットにあるようなリード線が最低限になっていて基板の密度を非常に高くできる、最近の電子製品の主流になっている作り方)な精密部品であれこれ作ったりいじりたい!!けど、必要な測定器を調達する金が無い!ヽ(`ー´)ノ