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それは、本日投開票となる、都議選対策ではないか?
つまり、純潔主義者*1や歪んだフェミニズムを信奉する人々の間では、投票の基準として「どれだけ青少年が『健全』に育成できるように成果を挙げたか」と言う事が(特に与党=自民・公明の支持者に対しては)非常に重みを持っていて、それがために、
児ポ法について実際には処罰対象の中身ですら、三党合意どころか自民・公明と民主の間で紛糾しているに等しいに関わらず、与党=自民・公明の側から「民主党との間で合意ができた。週明けにも法務委員会で審議を再開して会期末までに成立させる」と言う一種の政治的エクスキューズとも言えるようなアナウンスが行われてるのではないか?
そして、週明けに衆院解散となるのか会期末である来月まで衆院が続くのか全く読めないような駆け引きが自民党の内部であるとは言っても、週明けからの国会が紛糾して衆院本会議上程が成立が遅れれば遅れるほど、民主党が「三党合意」を反故にした。と言う形でこの治安立法が一向に成立しない・中身を大幅に野党側(と言うよりは反対派側に)寄りに譲歩すればするほど民主党に押し付ける事が可能になる。
その事は、国政選挙で民主党に投票してきた宗教右派系の人々に対して「民主党ではダメだ」と言う圧力をかけて自民党側に票を取り戻す事につながる。
こういう非常にえげつない思惑が絡んでるんだろうな…と。どちらにしても、この悪法の真の中身・誰が弾圧対象であるか。はなんぼマスコミが禁圧しようが口コミなどで拡散していくものです。
我々はまだ見捨てられていない。万が一成立しても、根強い抵抗があればこの異常な情況は逆転できる。