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この条例の「改正」については公式ページに何一つ方向性が出されていないという大問題があるわけですが、県福祉審議会などの議事録を参照する限りでは*1
- 青少年の夜間外出の禁止について、現行の青少年のみでの外出に限らず、親などが同伴した場合であっても罰金*2を親に課す。
- ネットカフェやカラオケルームなどの個室を有する飲食店への青少年の立ち入りを禁ずる。
- 罰則の重罰化を主軸に置いた処罰バランスの見直し
- 行政処分の「効果的」な導入
- ネット閲覧時のフィルタリングの解除を行わないような保護者への啓発や理由書提出の準義務化を条文に盛り込む
などなど(これは私の着目点に過ぎないのでもっと大きな問題が隠れてるかもしれない)、青少年の「健全育成」「保護」を口実に、神奈川県民に限らず人々すべてへの上からの人権侵害を合法化することばかりに配慮がされていて、肝心の保護の最前線の児童相談所の拡充などを通じた児童・青少年の人権保護については何ら配慮がされていないのではないか?と言う内容になりそうです。
*1:この内容は12月頭時点で公表された議事録に基づくので多少変更されてるかもしれない