児童ポルノ禁止の動きとグローバリゼーション
児童ポルノというと、如何にも小学校低学年程度の子供が大人に犯される映画や写真であるかのように思われがちですが、しかし、18才以下の淫行やセルフヌード・援助交際なんかが全て処罰対象に挙げられており、今週末から国会で自民案と民主案が審議に入る「改正」案ではこれらを偶然単純所持していた事への処罰や絵やアニメなどの実際に被害者がいない物を取り締まることの是非が取り上げられます。
さて、その「先進国」であるアメリカでは既に絵や小説などに「児童ポルノ」の取り締まり適用範囲が拡大しており*1、既に、日本の漫画を収集している人が日本から輸入したときの税関チェックで逮捕される事例( http://wiredvision.jp/news/200905/2009052923.html )や電子メールで架空の人物を使ったロリコン小説を州を跨いで電子メールで送付した事によって逮捕され・その手の漫画を所持していた事で罪を加算されそうになっている人が控訴裁判所で有罪とされて連邦最高裁に送付される見込みになっています( http://wiredvision.jp/news/200906/2009061923.html )