ファシズムに加担するフェミニズム
この流れに、フェミニズム運動が非常に深く関わっている事はくどくなるけど批判的に述べておかないといけない。
児ポ法=「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」は、そもそも、アメリカや日本で起こった児童ポルノ問題をどう防止するかということから出た法律ですが、その中で日本の(右派)フェミニズム運動は犯罪的な役割を1990年代に担ってきました。
彼女らは、1998年に法案を日本で提出して99年にろくな議論も議会でされないままに立法化される事に対して非常に深く関わっていて、しかも日本では児童ポルノの取り組みが緩い・児童ポルノの犯罪者が西側先進国で最も多い。と言う事実に基づかないデマゴーグを国内外に発信してその取り組みを際限なく強化せよと突きつけつづけています。
これは、彼女らから見れば「子供を守るため」「女性の権利を守れ」と言う大義名分があるのですが、しかし、この事がファシズムの流れを加速し・より大きな人権侵害を容認し加速することについてどう考えているのか?
虐待された児童の保護や児童虐待の予防が児童ポルノ・買春の(警察による)取り締まりに偏重しすぎることによって実際の児童虐待が減らないどころか個々の事例については内容がより陰惨になってることについてどうバランスをとるのか?
こういう問いかけに対して、治安当局は当然ながら、フェミニズム運動の大半からは(思想の左右を問わず)返答も現状の改善に対する積極的な取り組み案も出されてこない。
取り締まり範囲の拡大と強化がマッチポンプ的に犯罪認知件数を増やすだけで実際に起こっている問題を何ら解決していないにもかかわらず、取り締まり範囲の拡大・強化以外の積極的な話は彼女らも思いつかないのでしょうか。
この状況は、児童ポルノとされかねない表現を作ったり享受したりしてきている若い男女とフェミニズム運動の致命的な亀裂をもたらしつつある事に…取り締まられるのは女性の「児童」を描写した「ポルノ」だけではなくなりつつあることを、女性の愛好者=BLマニアなどがうっすらと感じ始めている…なぜにフェミニズム運動の当事者たちは気がつかないのか?